星降る夜になったら訪れる幸福感について。
お疲れ様です、ゆとりです。
日が沈むのもはやくなってきましたね。
日が沈むと夜が来て、天気が良ければ星が輝くわけですが、そんな夜にぴったりなのがフジファブリックの『星降る夜になったら』。
フジファブリックといえば『若者のすべて』『茜色の夕日』『赤黄色の金木犀』など、名曲は数知れず。
その多くが、哀愁漂う心地の良い絶望感を感じてしまうものなのだが、この曲は違う。
押し寄せるのは言いようのない幸福感。
フジファブリックの持つ肯定的な感情が全て詰まったと言っても過言ではない、楽曲。
少し涼しくなったこの秋の夜長に、街を歩きながらこの曲を聴くと、理由も根拠もない幸福感に包まれる!と、久しぶりにこの曲を聴いたときに思った。
“星降る夜になったら バスに飛び乗って迎えに行くとするよ
いくつもの空くぐって 振り向かずに街を出るよ”
志村が手を取り、あのふにゃっとした笑顔を浮かべながらどこかに連れ去ってくれる。
心地よい風が頬を撫でる。
わたしは手を握り返し、振り向くことなくついていく。
そんな物語を秒で妄想できた。
変態だ。
わたしも志村も。
フジファブリックの音楽を聴いたことがない人は是非聴いてみてほしい。
ヴォーカルの声?
そんなもの関係ない。
フジファブリックの音楽はいつもそれとして存在している。
これまでも、これからも。
yutori.